故郷の繊細な四季の変化を、ご紹介します。

消えゆく山菜
 ウルイ

正式にはギボウシだが、この里では「ウルイ」とか「ウリッパ」と呼んでいる。一昔前までは、野原に行けばどこでも採れたような気がするが、野生のウルイを見つけるのに苦労した。ウルイノと言う地名があるくらいだから、そこには群生していたのだろうが、今は一面キャベツ畑である。
 ギョウジャニンニク

荒れた畑の片隅で見つけた。誰かが植えたのだろうか。十数年前、東京の財閥夫妻を案内した宿で出たギョウジャニンニク。私は初めて目にするのに、客人は知っていて大変喜んだ。
確かその時は、焼肉を包んで食べた。そのお陰かは定かでないが、話は旨く運んだ。
噂のムコナカセ

シオデと言うらしいが、昔から「ムコナカセ」と聞いてきたし、今でもそう呼ぶ。アスパラに似ているが「おひたし」にすれば絶品。
知人に生えていそうな場所を教わり、やっと見つけた。昔は家の周りでも摘めたそうだが、年々探すのが難しくなっている。

ホップのつるを「ムコナカセ」と呼ぶ人もいるが、それなら幾らでも採取できる。これが本物。道脇に2本頼りなさそうに伸びていた。昼の写真ががぼけていたので、夕方接写した。
それは兎も角、何故「ムコナカセ」と呼ぶのかは知らない。


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