この里に住む人々の暮らしを、おりおりにご紹介します。

 雪の下 1月7日
 行止り

この先にレールは無い。ここは終着駅。吹雪の合間を縫って、三両編成の列車がゆっくりと戻って行った。何時までこの光景が見られるだろうか。JRの合理化の波はそこまで押し寄せている。経済効率は弱者と素朴な人々の気持ちを切り刻む。
 基幹道

何事も無いようにコンテナーが走り去る。この位の雪では、生活に影響する事はないだろうが、老人所帯の増えた我が集落では、歩道の雪掻きが大変である。篤志家が何十メートルも掃いている。未だここは、共同体社会が生きていると実感する。
 道と静 1月7日
 公園

春から秋にかけて、子供達の歓声が聞こえてきた農村の公園。通りすがりに見やると、総てが雪の下。手前はモミの木。奥は桜の木である。再び子供達が集まってくるのは、4月に入ってからか。そこまでは静かに寝せておこう。
 スズメ

朝の一瞬の晴間。新雪を踏みしめて歩いていると、野鳥の鳴き声と羽ばたき激しい。総て雪に覆い尽くされ、餌場を探しているのだろう。一時すると、疲れたのか窓ガラスの桟に集まりだした。その数10羽。雪は小鳥達にも難儀をもたらすのだ。

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