この里に住む人々の暮らしを、おりおりにご紹介します。

 強風 10月8日
 ハゼ

発達した低気圧に伴う強風や高波の影響で、海や山で遭難が相次いでいると、テレビが報じている。私が先月登ったアルプスも吹雪に襲われ、遭難者が出ていると言う。
初めてアルプスに登って感心したのは、中高年が兎に角多いいと言う事。その時、気候が急変した時の危うさは自分に感じた。
 一輪車

昨夜から嬬恋でも強風が吹き荒れている。台風並みの風である。建てつけの悪い我が家では、時折ギシギシと家が軋み、夜半に目が覚めたほどだ。昼になっても一向に風は収まらない。
周囲を巡回して見る。案の定、馬踏道地区では稲干しのハゼが無残に倒れている。老農夫が一輪車で倒れた稲を運んでいた。
強風 10月8日
 

ハゼの掛けなおしだ。畦に立って話をする。この時期の風としては余り記憶に無いと言う。早朝は大丈夫だったので、10時過ぎの突風だろうと教えてくれる。ハゼを組み直す。2重手間だ。スチールのパイプも曲がっている。ぼやいても仕方ないので、やるしか無いと続ける。老農夫の我慢強さ。
 掛ける

風は未だ止まない。西から東に吹きぬける強風の中で作業が進む。夫が運び妻が掛ける。昨日はこれほど荒れるとは思わなかった。低気圧は通り過ぎ、絶好の秋晴れを期待していたが、酷く裏切られた気分である。私には出来ないが、裏切られても農夫は黙々と作業を続ける。

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