
この里に住む人々の暮らしを、おりおりにご紹介します。
| ある朝 9月24日 | |
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稲干し 目が覚めると久しぶりに東の空が明るかった。この所寝起きが悪くなっていて、すっきり起きられないのだが、射し込む処女光に後ろから押されるように家を出た。 馬踏道地区は、今まさに太陽が昇ろうとしていた。稲を乾かす「はぜ掛け」はまさに芸術である。 |
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家並み 川原に下る。集落を下から眺める。家並みが眩しい。そしてここにも「はぜ掛け」。吊るされた稲穂が朝日を浴びて輝いている。決して便の良い場所では無いのだが、ここの稲作は営々と受け継がれている。家並みを見上げる田んぼ。故郷の農民の心がここにある。 |
| ある朝 9月24日 | |
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崖の上 この集落は急峻な崖に沿って伸びる峡の里である。風雨で崩落する屋敷。その昔、台風により移転を余儀なくされた家もある。先達の努力により護岸や治山の工事が行われている。 コンクリートのむき出しは寂しい気もするが、それは贅沢か。 |
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終着駅 川原から終着駅を写す。山の蔭なので朝の陽が覗いたばかりである。駅の隣は温泉宿。 午前6時半。朝の散歩を日課としている人が、橋を渡る。私に気づき手を振る。 さあ一日が始まる。気合を入れよう。疲れたなどとは言っていられない。自分にカツ。 |