この里に住む人々の暮らしを、おりおりにご紹介します。

 野獣
 カボチャ

愕然とした。昨日まで青々と伸びていたカボチャのつるが引き千切られている。野球のボールほどに育った若いカボチャを食い散らかしている。霜害を避けるため、キャップまで被せたというのに。イノシシだ。イノシシが侵入した。地面を叩きつけるような雨の夜、どこから入ったと言うのだ。
 坊ちゃんカボチャ

圃場にはあちこちに2本の爪跡。大切に育ててきた「坊ちゃん」は跡形も無い。1週間もすれば友人・知人の元に宅配される筈が、残っているのは獣が吐き出した種ばかり。数日前から、近くの畑が荒らされていた。防御ネットも役にたたないと言う事か。
 野獣
 馬鈴薯

イノシシの一番の標的は馬鈴薯あちらこちら掘り返している。少なくても1頭や2頭では無さそうだ。年々被害は拡大している。以前から行政に鳥獣害対策を陳情しているが、動きが鈍いと思うのは、私だけか。一人暮らしの老婆の畑まで荒らしたと言う。
 ミョウガ

畑の隅に植えてあるミョウガの根元まで掘り返している。まるでブルドーザーのようだ。若いカボチャは一口かじり、キュウリも歯を付けただけで、興味を示さない。贅沢な奴め。
先ず、お前に闘争宣言をしようか。

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