この里に住む人々の暮らしを、おりおりにご紹介します。

 春祭り
 宮下ろし

5月2日、3日は八十八夜の祭り。
部落を見下ろす高台にある神社。幾歳月氏子の変遷を見つめてきた神社から大八車が石段を下る。満開の桜が揺れる。笛の音が響く。子供達の歓声が聞こえる。
 子供

子供の頃、祭りの笛が聞こえると、気持ちが高ぶった。太鼓の音に、何時か、それを叩いてみたいと思った。獅子も舞いたい憧れた。
時代は変わっても、子供達の心に、笛や太鼓の音は、深く刻みこまれることだろう。
この無邪気さ、健やかに育って欲しい。
 農作業 その3
 防御ネット

大根、インゲン、枝豆の種をまいた。早速、防御ネットを張る。日本カモシカやイノシシなどから我が作物を守らなければならない。昔から、農業は「草と虫との戦い」と言われているが、今はそこに「鳥獣」が加わる。
ネットに守られての農業、この現実。ここは標高900mの高原。直ぐそこまで、野サルが出没していると言う。
 残雪の浅間
 
畑の南に浅間山。昔、祖父に浅間山の残雪を見て、作物の種をまく時期を判断すると聞いた。今年は春先の温度が上がらず、平年より残雪が多い。種をまくのが少し早かったかも知れない。
ネット越しに見る浅間山。何故か物悲しさがある。

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