野の花を始め、姿を消していく貴重な草花を、おりおりにご紹介します。

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2006年盛夏  高原の花 
カワラナデシコ カワラナデシコ

声に出すと何故か少年時代を思い出す
マルハツワブキ マルハツワブキ

高原の花には珍しくどっしり構えている
ヤナギラン ヤナギラン

華やかさと優雅さが同居する紅
アザミ アザミ

高原の蝶が戯れる アザミはアザミ
コキンレイカ コキンレイカ

オミナエシになれなかった分際立つ黄
クルマユリ クルマユリ

小さなゆり 蝶が舞うように咲いている
ショウマ ショウマ

純白の眩しさ 手で包みたい気にさせる
ハクサンフウロ ハクサンフウロ

控えめな色合いが私は好き 夏を受けて
湯ノ丸山    2千mの草花 
イワインチン イワインチン

岩山がキャンパス 黄色い宝石

シラタマ シラタマ

潰すと消炎剤の匂いがする その現実
ウメバチソウ ウメバチソウ

厚紙を切り抜いたような白い花が浮かぶ
シャジクソウ シャジクソウ

小さなピンクの花弁が私の気を引く
マツムシソウ マツムシソウ 紫

淑女の胸にそっと付けてあげたい
リンドウ リンドウ

2千mの空の色を写している
リンドウ
マツムシソウ マツムシソウ ピンク

一輪挿しにさして一人の部屋に飾りたい花
ヤナギラン ヤナギラン

イワインチンを守るように咲いている

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